Travel Journal Online

大洲市、体験コンテンツ販売にTXJ導入 四国で初 旅行者データ蓄積

2022年3月28日 12:00 AM

 愛媛県大洲市は、市の観光ウェブサイト「VisitOzu」に旅行プラットフォーム「Tourism Exchange Japan(TXJ)」を四国地方で初めて導入した。TXJはデジタル技術を活用して地域の観光・物産関連事業者の商材を抽出し、旅行会社や海外OTA(オンライン旅行会社)と接続して販売するシステム。

 TXJは自治体側が旅行者のデータを蓄積できるのが特徴。市は付加価値の高い地域独自の体験コンテンツを拡充し、蓄積したデータを活用してプロモーションに役立てる。

 利用者はウェブサイト上で予約できる。アクティビティーの一例は、数奇屋の名建築・臥龍山荘を案内人と巡り、昼食は老舗料亭で南予の郷土料理を満喫できる体験(4500円~)や、着物を着て城下町を人力車で散策(1万円~)、プロカメラマンと巡る臥龍山荘フォトツアー(1万3000円~)など。

【あわせて読みたい】旅ナカの流通基盤整備が加速 JTBがボークンと提携、TXJは10地域に導入へ[1]

Endnotes:
  1. 旅ナカの流通基盤整備が加速 JTBがボークンと提携、TXJは10地域に導入へ: https://www.tjnet.co.jp/2021/02/15/%e6%97%85%e3%83%8a%e3%82%ab%e3%81%ae%e6%b5%81%e9%80%9a%e5%9f%ba%e7%9b%a4%e6%95%b4%e5%82%99%e3%81%8c%e5%8a%a0%e9%80%9f%e3%80%80jtb%e3%81%8c%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%b3%e3%81%a8%e6%8f%90/