2月のホテル客室利用率47.9% まん防延長で低調 増加は2地域
2022.03.21 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する123ホテルの2月の平均客室利用率は前年同月比5.8ポイント増の47.9%となった(速報値)。ただし、1月実績比では6.0ポイント減。実績は速報値より高くなる傾向にあり、速報との比較でもほぼ横ばい。
全国10地域のうち、関東と近畿を除く8地域が前年同月を下回った。同2地域は東京都が11.2ポイント増、大阪府が16.3ポイント増と2桁の伸び。ANHAによると、受験や卒業旅行など学生需要は伸びた一方、まん延防止等重点措置が18都道府県で延長され、低稼働が続いた。
利用率は北海道の52.9%が最も高く、東北(51.9%)、関東(51.3%)と続く。残る7地域は50%を割り込み、北陸と四国は10%台と著しく低迷した。
【あわせて読みたい】1月の客室利用率46.4% 12月から大幅減 キャンセル多発
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