2022年2月28日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた21年12月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比6.5%増の約36億6000万円となった。4カ月連続のプラスだが、伸び率は1桁台に縮小した。購買客数は12.6%減少した一方、1人当たり単価が21.8%増の約44万1000円となり、全体を押し上げた。ただし、19年同月に比べると、売上高は87.8%減、購買客数は98.1%減。
売上高を品目別に見ると、ブランド品など一般物品が32.7%増の約31億7000万円。これに対し、消耗品は53.1%減の約4億9000万円と半減した。
21年(1~12月)の売上高は前年比33.1%減の約459億4000万円だった。観光目的の訪日旅行が解禁に至らず、19年比86.7%減と厳しい状況が続いた。
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