庄原市に新グランピング施設 せとうち観光ファンドが資金支援

2022.02.14 00:00

 広島県庄原市の国営備北丘陵公園内の旧ディスクゴルフ場跡地に、総合グランピング施設が3月にグランドオープンする。瀬戸内地域7県の地方銀行と日本政策投資銀行らの出資で組成するせとうち観光活性化ファンドから資金支援を受けた。地域の魅力発信と観光活性化の実現を目指す。

 「湖畔ステイズ庄原」は公園内でも特に景観の美しい国兼池に面する湖畔エリアに北欧デザインの大型ドームテント7棟を配置。個別のシャワー、トイレ、テラス、バーベキュールームなどホテルライクなしつらえで、アウトドアステイの快適性を高めた。

 宿泊者は公園施設も利用可能。提供する食事も庄原産の野菜や乳製品を使い、地元食材のバーベキューセットも販売する。県内と山陰・関西エリアからの集客を目指す。

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