11月の百貨店外客売上高25%増 3カ月連続プラス、客数は1.8%減

2022.01.31 00:00

 日本百貨店協会がまとめた21年11月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比24.7%増の約34億8000万円となった。購買客数は1.8%減少したが、1人当たり購買単価が27.0%増え、3カ月連続のプラス成長を確保した。単価は前月までの50万円台を割り込み、約48万3000円だった。

 ただし、コロナ禍前の19年同月との比較では、売上高が86.7%減、購買客数は98.2%減。

 売上高の内訳は、ハイエンドブランドなど一般物品が88.5%増の約30億円と好調が続いており、総売上高の9割近くを稼いでいる。一方、化粧品や食料品など消耗品は59.9%減の約4億8000万円だった。

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