2022年1月10日 12:00 AM
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の9月の利用動向は、利用のなかった新千歳と那覇を除く5空港で日本人出国者数と外国人入国者がともに前年同月を上回った。ただ、出入国制限により、コロナ禍前の19年同月比では9割以上の減少と低迷が続いている。
前年比では特に中部と福岡の伸びが目立った。首都圏空港に比べ実数は圧倒的に少ないものの、中部は日本人出国者が8.5倍の678人、外国人入国者は2.9倍の725人に回復した。福岡はそれぞれ2.6倍と4.8倍。
外国人入国者を主要4市場別に見ると、最も増えたのが韓国で77.9%増の3970人。前年に利用が皆無だった中部と数人だった福岡がいずれも200人程度となり、両空港の利用者増にもつながった。
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