2021年12月20日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた10月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比49.3%増の約31億4000万円となった。2カ月連続のプラス。購買客数が24.5%増の約6000人となり、1人当たりの購買単価も19.9%増えて全体を押し上げた。単価は約50万4000円と過去最高を更新し、高止まりが続いている。
ただし、コロナ禍前の19年同月比では売上高が87.7%減、購買客数が98.4%減と低迷したままだ。
売上高の内訳は、ハイエンドブランドなど一般物品が94.0%増の約27億5000万円で全体の9割近くを占めた。これとは対照的に、化粧品や食料品など消耗品は42.2%減の約3億9000万円とマイナスが続いている。
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