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藤枝市、あつ森に2島公開 バーチャル観光で魅力紹介 反応に手ごたえ

2021年12月20日 12:00 AM

 静岡県藤枝市は任天堂スイッチ専用ゲームソフト「あつまれどうぶつの森」内で、市オリジナルの2つの「ふじえだの島」を公開している。コロナ禍でも気軽にバーチャル観光を楽しんでもらうため、有志の若手職員3人と静岡産業大学の学生7人がプロジェクトチームを結成。市の中山間地域である岡部エリアを紹介する「おちゃの島」と、市街地エリアを紹介する「サッカーの島」を制作した。

 公開から3週間で1300人超のユーザーが訪れるなど反響は上々。昨年12月には2つの島を活用した2本のPR動画を公開したほか、4月には英語版動画も公開の予定。

 また、この事業をきっかけに、JR 東海の密を避けた観光キャンペーン「ずらし旅」のコンテンツに藤枝朝ラーメンが登場するなど、コロナ収束後を見据えたプロジェクトの成果が表れ始めているという。

 なお、ゲームを持っていなくても、市ホームページのPR 動画で島の様子を見ることができる。