11月の客室利用率60.9% 10月からさらに上昇、ビジネス目的増加
2021.12.13 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する130ホテルの11月の平均客室利用率は、前年同月比2.4ポイント増の60.9%となった(速報値)。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全面解除された10月の速報値に比べ8.2ポイント上昇した。ANHAによると、ビジネス目的や工事関係者の宿泊が増加し、週末の観光目的の利用も若干増えてきているという。
全国10地域のうち、前年同月比でプラスとなったのは5地域。ただ、マイナスとなった地域でも、中国、四国、九州は落ち込み幅が縮小した。四国は全国で最も低い41.7%だが、10月の29.9%から大きく改善が見られた。
利用率が最も高かったのは北陸で13.9ポイント増の84.3%。北海道が28.9ポイント増の82.2%と続いた。
【あわせて読みたい】10月の客室利用率52.7%、緊急事態宣言解除で9月から回復
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
<PR>沖縄の修学旅行の新たな素材発見 探究学習やSDGsプログラム体験で
-
上越市、市民と訪日客のコミュニケーション支援 アプリで実証実験
-
自家用車での客送迎、規制を大幅緩和 立ち寄り先など拡大 ガイド業務でも解禁
-
DAOってなんだ? 分散型自律組織が変える地域づくり
-
2月の平均客室利用率80% ANHA調査 インバウンド好調で東京90%
-
『トルコ現代史』 存在感増す背景に帝国600年の貫禄
-
生徒がつくる教育旅行で日本を変革 「地域みらい旅」全国展開へ 東大阪市を皮切りに
-
HIS、通期純利益60億円の予想 第1四半期の好調受け上方修正
-
東海初、ホテルに無人決済売店 省人化で人手不足に対応 早朝・深夜営業可能に
-
デルタ航空、海外旅行未経験者の開拓強化 供給量増強で体制充実