2021年12月5日 12:00 AM
海外旅行に長年特化していた旅行事業者が国内旅行に参入する例が目立ってきました。
コロナ禍が契機となったことは言うまでもなく、未開発の素材を料理し付加価値の高い旅行商品に仕立て上げる様は、すでに地域振興の担い手としての顔ものぞかせています。
なかでもミキ・ツーリストの檀原徹典社長が自ら鳥取県に拠点を置き、地域振興に携わる本腰の入れようには驚くばかり。
SDGsなど世界の潮流を肌で捉えた提案は国内旅行に吹く新風。その先の訪日旅行にもつながっています。
【特集】
*国内旅行に新風
海外旅行事業者の目利きとオペレーション
海外旅行に専門特化してきた事業者が国内旅行分野に活躍の場を広げている。領域はパッケージツアーにとどまらず、現地発着ツアーや体験プログラムなど旅ナカ、さらには地域の観光振興にまで及んでいる。海外旅行組が手掛ける国内旅行事業の中身に着目し、市場に与える影響を展望する。
▽ツアー企画に広がり
▽訪日旅行への発展
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類准教授)
▽需要分散化への視点
荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
▽流通の変化
井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
誌上採録
*富裕層観光に取り組むべき理由
デービッド・アトキンソン氏(小西美術工藝社代表取締役社長)
注目のニュース
新GoTo、段階的に割引率引き下げ
びゅうトラベルサービスが社名変更
空港ビル会社、過半数が赤字転落
5空港で外国人入国者増
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『立ち止まらないヒューストン』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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