2021年11月29日 12:00 AM
東急は定額制回遊型住み替えサービス「TsugiTsugi(ツギツギ)」を大幅に拡充し、第2弾の体験者募集を開始した。4~7月の先行体験の結果を踏まえて改定し、宿泊施設を39から78に拡大した。要望が多かった長期利用プランは180泊と90泊を新設、気軽に利用できる30泊プランも用意した。
ANA グループと連携し、航空券や旅行商品の購入時に利用できるANA SKYコインを特典として提供する。カーシェアや宅配型トランクルームサービスの優待、軽食メニューの提供も加える。使い勝手が指摘されていた予約サイトは専用のシステムを開発した。
「ただいま」と帰る場所を次々と巡る旅するような暮らし方を提案するサービスで、今回は計400人を募集する。180泊プランは30泊当たり22万円、90泊プランは同22万5000円、30泊プランは同23万円。ANA SKYコインなど特典が追加されるプランも選べる。
100人限定で実施した先行体験には900人以上から応募があり、利用者の88%が「満足した」と回答。利用目的では、想定していた旅行ではなくワーケーションが最も多かった。
【あわせて読みたい】東急の変革 事業戦略から探る新時代のキーワード[1] 東急、定期券客減の歯止めへ サブスクで付加価値訴求[2]
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.