2021年11月29日 12:00 AM
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の8月の利用動向は、利用のなかった新千歳と那覇を除く5空港すべてで外国人入国者が前年同月を上回った。各国の渡航制限と日本の入国制限が続くなか、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う選手・関係者の入国が押し上げ要因となった。ただし、来日が相次いだ7月に比べると人数・伸び率はともに鈍化した。
日本人出国者数も利用のあった空港すべてでプラスとなり、いずれも外国人入国者数を上回った。成田が前年同月比59.3%増の3万170人と最多で、次いで羽田が102.7%増の2万8578人。ただ、コロナ禍前の19年同月比では、成田が96.3%減、羽田が94.1%減と厳しい状況が続いている。
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