9月の百貨店外客売上高42%増 2カ月ぶりプラス、単価48万円と最高水準
2021.11.22 00:00
日本百貨店協会がまとめた9月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比42.4%増の約29億9000万円となった。2カ月ぶりにプラスに転じた。
購買客数は13.1%増の約6000人で、1人当たりの購買単価も26.0%増えたことが売り上げを押し上げた。単価は約48万4000円で過去最多の水準。ただし、19年同月比では、売上高が88.1%減、購買客数は98.4%減と厳しい状況に変わりはない。
売上高の内訳を見ると、ハイエンドブランドなど一般物品が79.2%増の約23億5000万円と好調だった。これに対し、化粧品や食料品など消耗品は18.4%減の約6億4000万円となり、マイナス基調が続いている。
【あわせて読みたい】8月の百貨店外客売上高6%減、6カ月ぶりマイナス転換
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