クルーズのウェブ予約増加、コロナ下でオンライン慣れ

2021年11月15日 12:00 AM

　クルーズの需要回復が続いている。ただし、予約は主にインターネットからもたらされており、旅行会社からのものではない。

　ロイヤル・カリビアン・グループのリチャード・フェインCEOは旅行会社向けのビデオメッセージで、自社のウェブサイトへの訪問者が増え、電話や予約が増えていることを明らかにし、これには「いくつかの重要な兆候がある」と述べた。コロナ下で人々はオンラインで物を買うことに慣れ、行動規制の解除後もそれが続いている。加えて、多くの旅行会社が従業員とマーケティングの削減を余儀なくされた。

　一方でフェインCEO は、「クルーズへの興味を喚起し、購入を促したのは旅行会社の専門知識だった」と言及。「われわれはパーソナルタッチのサービスを必要としており、旅行者もサポートを求めている」と旅行会社にエールを送った。

この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事（英文）はこちら。
「ONLINE CRUISE BOOKINGS LEAVE MANY TRAVEL ADVISORS BEHIND」[1]

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