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佐野市の仙水閣再始動、隣接レジャー施設と一体で発展へ

2021年11月8日 12:00 AM

仙水閣のメインロビー

 栃木県佐野市に400人収容可能な宴会場を備えたホテル「仙水閣」が10月15日に開業した。7月に44年の歴史に幕を閉じた旧マリアージュ仙水をアソシエグループ傘下のテーピーエヌが引き継ぎ、創業時の名称「仙水閣」として再始動した。客室数は36室。開業記念の特別料金はシングル4800円(税・サービス料、朝食込み)、ソファーベッド利用のツインが1人3400円(同)。

 テーピーエヌが運営するレジャー施設「奈良渕316」が隣接しているのが特徴。フットサルコートなどのスポーツ施設、市内で採れる野菜の直売所、天体望遠鏡10台完備の天体観測スペースやお茶専門店を備え、今後開業予定の施設も数多い。

 仙水閣はレジャー施設の開発とともに進化するホテルとして、今後リノベーションを予定している。初年度は年間来場者数10万人、地域への経済効果は2億円を見込んでいる。