2021年11月8日 12:00 AM
観光庁がまとめた8月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比17.8%増の783億2864万円となった。コロナ禍で落ち込んだ前年からの反動増だが、伸びは7月までと比べ鈍化。昨年はGoToトラベルキャンペーンの恩恵を受けたものの、停止や緊急事態宣言の対象拡大が響き、国内旅行は8.0%増の675億5742万円にとどまった。19年同月比では83.8%減。海外旅行は72.0%増の55億1512万円、外国人旅行は632.0%増の52億5609万円だった。
企業別では、34社がプラス成長となった。その一方で前年を割り込んだ11社はいずれも国内旅行が減少しており、苦戦を強いられた模様。航空・鉄道系列傘下の企業のほか、業務渡航を主力とするインハウスが目立った。
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