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アリタリア後継のITAエアウェイズが就航 羽田も予定、25年末に89路線へ

2021年10月25日 12:00 AM

 経営破綻したアリタリア-イタリア航空が75年の歴史に幕を下ろし、後継となるITAイタリア・トラスポルト・アエレオ(ITAエアウェイズ〔AZ〕)が10月15日に就航した。イタリア経済開発省が100%出資する国営企業で、昨年11月に設立されていた。ローマとミラノを拠点に国内16路線、欧州20路線で運航を開始し、長距離国際線は羽田やニューヨークなどから始める見通し。

 まずは52機を運用し、徐々に新世代機を加えて25年末までには105機で74都市89路線を運航する計画だ。

 アリタリアは10日14日に運航を終了。15日以降に出発する航空券の払い戻しに応じている。