インバウンド検定初級試験、12月18日実施へ 訪日業務の知識・技能を認定

2021.10.18 00:00

 日本添乗サービス協会(TCSA)は12月18日、インバウンド検定初級試験を東京・大阪で実施する。当初6月に予定していたが、緊急事態宣言の発令などにより延期されていた。

 初級試験はインバウンドスタッフとしての業務経験や添乗経験等の要件はなく誰でも受験可能。インバウンド業務に必要な知識・技能・実践力への理解や事前準備、入国時アテンド業務、乗り換え乗り継ぎサポート業務・同乗業務について学科試験で問われる。

 インバウンド検定は、さまざまな目的で来日する外国人があらかじめ決められた旅程に従い日本国内を安全かつ快適に旅することができるよう、必要な情報を提供しながら移動をサポートするというインバウンドスタッフに求められる知識・技能を認定する制度。TCSAが試験問題作成やテキスト刊行、トライアル試験実施など準備してきた。今後、中級試験(実務経験3年以上程度が受験対象)や上級試験(同7年以上程度)も実施される予定。

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