2021年10月17日 12:00 AM
首都圏唯一の候補地であった横浜市の誘致撤回で日本版IRをめぐる情勢が流動化してきました。
現時点で名乗りを上げるのは西日本地域に偏り、経済効果最大化のためにも東京都への期待感が一気に高まりつつあるからです。
日本インバウンド連合会理事長の中村好明さんは言います。「東京のお台場はそもそも日本版IRのふるさと」。
コロナ収束のめどが立たないなか、計画がさらに遅れる可能性すら指摘される日本版IRですが、果たしてどのような展開が待ち受けるのか。3年ぶりの特集です。
【特集】
*どこへ行く日本版IR
横浜の誘致撤回で情勢流動化
日本版IR(統合型リゾート)の自治体から国への申請受け付けが始まった。最近まで正式に誘致を表明していたのは4地域だったが、横浜市が誘致方針撤回を表明し現実的に残るのは3地域。この中から最大3カ所がIR開業へ向けた次のステップに進む。日本版IRをめぐる現状を整理しながら日本版IRの行方を展望する。
▽IR開業目指す3地域
▽お台場IR構想への期待
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
▽どこへ行く日本版IR
美原融(NPO法人ゲーミング法制協議会理事長)
佐々木一彰(東洋大学国際観光学部教授)
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