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帰国後の自主隔離期間、10日間に短縮 大幅な緩和には至らず

2021年10月4日 12:00 AM

 政府は10月1日から、入国・帰国後の自宅等での隔離期間を14日間から10日間に短縮した。ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチン接種完了者が対象。入国後10日目以降に自主検査し、陰性結果を届け出ることが条件。

 変異株流行国から入国する場合に求めてきた検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機措置も免除した。ただし、6日間または10日間待機の必要がある国・地域からの入国者は接種者でも対象外とした。

 水際対策の緩和は観光業界や経済界が求めていた。ただ、経団連が提言していたワクチン接種完了者の隔離免除など、大幅な緩和には至らなかった。

【あわせて読みたい】経団連、帰国後隔離の早急な見直し提言 ワクチン接種完了なら免除[1]

Endnotes:
  1. 経団連、帰国後隔離の早急な見直し提言 ワクチン接種完了なら免除: https://www.tjnet.co.jp/2021/09/13/%e7%b5%8c%e5%9b%a3%e9%80%a3%e3%80%81%e5%b8%b0%e5%9b%bd%e5%be%8c%e9%9a%94%e9%9b%a2%e3%81%ae%e6%97%a9%e6%80%a5%e3%81%aa%e8%a6%8b%e7%9b%b4%e3%81%97%e6%8f%90%e8%a8%80%e3%80%80%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81/