米HISがCO2削減へ新ブランド、オフセット必要経費を自動計算

2021.09.27 00:00

 エイチ・アイ・エス(HIS)米国法人はサステイナブルツーリズムを推進するため新ブランド「Copolo」を立ち上げ、米・カナダ在住者向けに旅行予約サイトの運営を開始した。気候変動対策のスタートアップであるノルウェーのCHOOOSE(チューズ)と提携。自身の旅行で排出される二酸化炭素(CO2)の量をフライト、ホテル、レンタカーごとに計算できる。

 予約の際にカーボンオフセットを選択するとCO2排出量に相当する料金が示され、旅行代金と合わせて支払う仕組み。提供された資金はチューズを通じ、CO2を削減するプロジェクトの支援に充当される。今後、日本での導入も検討する。

【あわせて読みたい】サステイナブルな旅を考える 求められる送客側の意識改革 サステイナブルな旅、送客側も着手

関連キーワード