2021年9月20日 12:00 AM
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する130ホテルの8月の平均客室利用率は前年同月比13.0ポイント増の49.7%となった(速報値)。7月は60%に迫る回復を見せたが、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象地域が拡大したことを受け、再び50%を割り込んだ。
地域別では、北海道が66.8%と最も高く、甲信越(66.2%)、東北(54.8%)、関東(53.3%)と続いた。一方、マイナスとなった地域が西日本に集中するなど、東高西低の様相をみせた。
関東は25.2ポイントの上昇。オリンピック・パラリンピック期間中は一定の稼働があったようだ。東京都のみでは28.0ポイント増。ただし、利用率は49.6%と伸び悩んだ。甲信越もインターハイの開催により15.0ポイント上昇した。
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