2021年9月20日 12:00 AM
ソフト面のバリアフリー対応や情報発信に積極的に取り組む観光施設を対象とした「観光施設における心のバリアフリー認定制度」がスタートし、第1弾として66件を認定した。20年のバリアフリー法改正を受けて観光庁が創設し、心のバリアフリーを量・質ともに向上させる狙い。認定施設はマークを広報に使用できる。
認定には3つの基準を満たす必要がある。まず施設のバリアフリー性能を補完する措置を3つ以上行い、高齢者や障害者が安全・快適に利用できるように工夫していること。バリアフリーに関する教育訓練を年に1回以上実施していること。さらに、自社以外のウェブサイトで施設のバリアフリー関連情報を積極的に発信していること。
公募で認定した66件のうち、宿泊施設は加賀屋や京王プラザホテルなど48件、観光案内所などが18件だった。
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