Travel Journal Online

東海市、工場夜景クルーズ本格化へ 9月まで実証実験

2021年8月30日 12:00 AM

 愛知県東海市と東海市観光協会は、名古屋港内の工場夜景(写真)を船から楽しむ夜景遊覧船クルーズの本格運用を目指し、実証実験を8~9月に4日間行う。

 東海市は中部圏最大の鉄鋼基地を有する鉄鋼産業の拠点都市。市内の横須賀ふ頭から発着するツアーでは、帆船タイプの大型船「エンゼルハープ号」(定員60人)に乗車し、日本製鉄名古屋製鉄所などの工場群を巡る。クルーズの途中には、名港トリトンの愛称で親しまれている伊勢湾岸自動車道に架かる3つの橋の美しい夜景も楽しめる。晴れていれば2階のオープンデッキから夜景を観賞できる。ツアーには名古屋港を知り尽くす港の案内人がガイドとして付く。

 8月25日は1日2便の特別運航で実施。9月10・23日は市で生産されたブドウを使った3種類のワイン付きコースを、9月24日はクルーズの前にガイドと平洲記念館や聚楽園公園などの観光地を巡るコースを設けた。