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7月の客室利用率53.1%、関東が回復も先行き不透明

2021年8月23日 12:00 AM

 全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する131ホテルの7月の平均客室利用率は前年同月比17.9ポイント増の53.1%となった(速報値)。GoToトラベルキャンペーンが一時停止されて以降、ほとんどの月で30~40%台が続いていたが、6月から6.8ポイント上昇するなど回復が見られた。

 全国10地域のうち6地域が前年同月比でプラス。特に伸びたのが関東で29.9ポイント上昇した。低迷していた東京都が31.3ポイント増の53.4%に回復したことが押し上げ要因となった。

 ただ、先行きは不透明だ。緊急事態宣言の対象地域が13都府県に広がり、本来ならば書き入れ時の夏休みの宿泊需要が失われた。先の予約にもキャンセルが出ているという。

【あわせて読みたい】6月の客室利用率40.7%[1]

Endnotes:
  1. 6月の客室利用率40.7%: https://www.tjnet.co.jp/2021/07/19/6%e6%9c%88%e3%81%ae%e5%ae%a2%e5%ae%a4%e5%88%a9%e7%94%a8%e7%8e%8740-7%ef%bc%85%e3%80%80%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e9%96%93%e3%81%ae%e5%9b%9e%e5%be%a9%e3%81%ab%e3%81%b0%e3%82%89%e3%81%a4%e3%81%8d/