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三好市、廃校を多目的施設に再生 研修・合宿やワーケーションで利用促す

2021年8月9日 12:00 AM

 廃校となった小学校をリノベーションした「ウマバ・スクールコテージ」が徳島県三好市に開業した。三好みらい創造推進協議会が旧馬場小学校を市から借り受け、研修・合宿やワ―ケーションなどに利用できる宿泊施設を備えた多目的施設に再生した。

 施設は自然豊かな場所にあり、体育館も完備。スポーツ団体や音楽グループなどの練習場として、また一般のレクリエーション活動などにも利用できる。気象条件によっては屋外にある展望テラスデッキから雲海が望める。

 1日1組(団体・グループ単位)の貸し切り利用が基本。三好市はウオータースポーツやアウトドアが盛んで、世界農業遺産に認定される地域。同協議会は「特徴ある地域資源を活用して、企業研修や学生のゼミ合宿などを支援するプログラムの提供につなげたい」としている。