2021年7月26日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた5月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比223.8%増の約25億1000万円となった。購買客数が約5000人と65.6%増え、1人当たり購買単価も95.5%増の約47万3000円となった。ただし、新型コロナウイルス流行前の19年に比べると、売上高は91.9%減、購買客数は98.9%減と落ち込みが著しく、依然として厳しい状況が続いている。
売上高の内訳を見ると、一般物品が315.6%増の約18億9000万円と全体を押し上げた。品目別の比率も75%を占めている。主にハイエンドブランドや婦人服飾雑貨の売れ行きが好調だった。化粧品や食料品などの消耗品は93.7%増の約6億2000万円。
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