韓国発サイパンツアーに注目集まる、トラベルバブル合意で

2021.07.26 00:00

 韓国では海外旅行再開の試金石として、サイパンとの間で合意したトラベルバブルによるツアー出発の行方が注目を集めている。7月12日現在、コロナ感染第4波が広がるが、韓国国土交通省はトラベルバブルの一時中断は検討していないことを確認した。

 旅行・航空業界も7月24日のツアー出発に照準を合わせるが、感染第4波により集客は順調でない模様だ。主要旅行会社によると、サイパンツアーの問い合わせはあるものの、予約に至るケースはほとんどないという。

 サイパンツアーは7泊8日で設定され、ゴルフなどを楽しむプランが中心。今後、マリアナ政府のサポートを受けられるホテルリストが確定すると、より多くの旅行会社がサイパンツアーを発売するとみられる。ある旅行会社の関係者は「まずはトラベルバブルを開始することが重要」とし、「トラベルバブルがウィズコロナ時代の海外旅行の見本になると期待している」と話す。

 仁川/サイパン線は7月24日からアシアナ航空と済州航空が週1便、同29日からティーウェイ航空も週1便運航する計画だ。

韓国・旅行新聞7月13日

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