2021年7月26日 12:00 AM
オーストラリア政府観光局(TA)は7月15日、日本から同国への旅行需要回復に向け、主要旅行・航空会社と相互協力および活動強化に関する覚書に基本合意した。ダン・ティアン貿易・観光・投資大臣が来日し、各社と会合。コロナ下の日本の旅行業界の現状に理解を深め、収束後を見据えた日豪間の自由渡航について協議した。パートナーシップを締結したのは、JTB、エイチ・アイ・エス(HIS)、KNT-CTホールディングス、日本旅行、日本航空、カンタス航空、ジェットスター航空。
現在、同国に入国が許可されているのは豪国民・居住者と家族のみ。到着後14日間の自己隔離も求められている。隣国ニュージーランドとは4月から隔離なしで相互往来が始まったが、大きな経済効果をもたらしてきた日本からの旅行者受け入れ再開が期待されており、業界関係者との連携強化を図る。
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