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顔認証の搭乗手続き開始 JALとANA、成田・羽田国際線で正式運用

2021年7月26日 12:00 AM

顔認証による搭乗ゲート通過イメージ(写真提供/日本航空)

 成田空港・羽田空港発の国際線で7月19日から、顔認証技術を活用した搭乗手続きの本運用が始まった。搭乗客が自動チェックイン機や自動手荷物預け機などで手続きする際に写真を登録すると、保安検査場と搭乗ゲートで搭乗券やパスポートを提示する必要がなく、顔認証で通過できる。これにより、スムーズかつ関係スタッフ等との接触機会の少ない搭乗手続きが実現した。

 日本航空(JL)と全日空(NH)で運用がスタートした同サービスの名称は「フェイスエクスプレス」。航空業界ではOneID と呼ばれてきたが、より直感的に理解しやすいように成田・羽田両空港では新たな名称を取り入れた。

 JLは成田第2ターミナルと羽田第3ターミナルで提供。まずは成田/ロサンゼルス線、羽田/台北線で運用する。NHは成田第1ターミナルで搭乗手続きをするメキシコシティ線で開始した。

成田空港での顔写真登録のイメージ (写真提供/日本航空)