2021年7月11日 12:00 AM
見る対象だった日本の城が泊まって体験する観光コンテンツへと進化しつつあります。
まだほんの数例にすぎませんが、模索する自治体は増えています。
ただ、実現には高いハードルがあり、一筋縄ではいかないということが取材を通じてわかってきました。
特集では、事例とともにそれをいかにして乗り越えればいいのか考察しました。
あらためて思うことは、文化と観光を掛け合わせることの難しさ。
親和性が高いといわれる半面、アプローチを間違えずに行うことの重要性を感じずにいられません。
【特集】
*城に泊まる
体験コンテンツの旗手となるか
旅行者の消費拡大を図るには、新たな体験型コンテンツの開発が不可欠だ。そこで注目を集めるのが城に宿泊する「城泊」を中心に据えた日本文化体験。観光庁も有望と見て推進事業を本格化している。ただ、文化財の活用は乗り越えるべき課題が少なくない。果たして体験コンテンツの旗手となるか。
▽観光庁支援で広がり
▽先行事例/平戸城・大洲城
▽地域の合意形成の鍵
村木智裕(インセオリー代表取締役)
▽歴史研究者の視点
千田嘉博(城郭考古学者/奈良大学文学部文化財学科教授)
誌上採録
*インバウンド回復期へのデジタルマーケティング
松本百加里氏(リクルートじゃらんリサーチセンター研究員)
注目のニュース
あわら市や人吉市に高評価
SDGs、観光産業の遅れ顕著
Z世代の遊び方に変化
主要7空港、3月も大幅減
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『欧州DMOのCO2排出量削減』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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