2021年5月23日 12:00 AM
特集は「6000万人目標を目指すのか」(20年8月17・24日号)に続くアフターコロナの観光立国論。
3月で期間終了となる予定だった現行の観光立国推進基本計画の改定が先送りされたことを踏まえ、コロナ後の目標をどうつくるべきかについて考察しました。
コロナによって私たちの社会生活や価値観は劇的なパラダイムシフトを迫られています。
ニュージーランドのナッシュ観光相は、もはやコロナ前の観光モデルに戻ることはできないと表明しました。
観光先進国を目指すニッポンの正念場です。
【特集】
*コロナ後の目標どうつくる
推進基本計画改定先送りで
3月に計画期間終了となった観光立国推進基本計画の改定が先送りされた。理由は言うまでもなくコロナ禍の影響。観光を取り巻く環境の先行きが見通しづらいからだ。では私たちは次期基本計画において、不透明さを増した未来における観光立国像をどう描き、どのような目標設定を行うべきなのだろうか。
▽先送りされる改定作業
▽基本計画の達成状況
▽アフターコロナの観光立国論
Theme1コロナ前の目標は維持するのか
大西賢(アルトンアビエーションコンサルタンシー上級顧問)
Theme2観光の質的目標をどう描くのか
井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
Theme3コロナ後の観光立国の姿とは
木下斉(エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)
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コラム
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*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*旅するファッション 玉置美智子
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統計・資料
*旅行業主要46社2月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
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