2021年5月10日 12:00 AM
HTJ(ハワイ州観光局)はハワイの自然や文化を守り、住民の生活と旅行者の体験をより多様で豊かなものにするレスポンシブルツーリズムを実践するプロジェクトを本格始動する。名称は「マラマハワイ」。マラマはハワイ語で思いやりの心の意味。まずは特設サイトを開設した。
ハワイ州政府や観光局ならびに観光関連産業などが自然保全や文化継承のために取り組む活動を発信。それを受けて旅行者ができることや参加できる社会貢献活動などを公開している。
25年までの観光戦略では、各島で地域社会とともに観光戦略を立案する。柱は自然資源、伝統文化、地域社会、ブランドマーケティングの4つ。各マーケットに適した観光促進活動を実施するため、訪問者数ではなく、住民の満足度、旅行者の満足度、1日の旅行者消費額、総旅行者消費額の4つをKPI(主要業績評価指標)として設けた。
今後、企業や非営利団体、教育機関、専門家との連携も視野に入れている。
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