2021年4月11日 12:00 AM
地域の伝統で象徴的存在の酒蔵を観光コンテンツに仕立てようと官民が動き出して早10年。
インバウンド拡大の波に乗ってさまざまなコンテンツが生み出されるなか、酒蔵ツーリズムは思いのほか静かだったようにも思えますが、酒造と観光、世界の異なる者同士が互いを理解し融合するまでには相応の時間を要するのでしょう。
それは地域の観光振興そのもの。
「共通の目的を魂の叫びのように発信し続けている」。
新たな10年へ何が必要か、クラビトステイの田澤麻里香代表の言葉が示唆しています。
【特集】
*酒蔵と観光のマリアージュ
地域のストーリーを進化させるために
観光客誘致につながり地域への経済効果も大きいと期待される酒蔵ツーリズム。官民連携による推進が動き始めてから、かれこれ10年になるが、コロナ下でも歩みを止めていない。一方で観光コンテンツへの磨き上げには課題も見える。酒蔵と地域が手を携えて開く未来とは。
▽酒蔵ツーリズム現状と課題
▽特区の仕掛け
▽事業者連携の鍵
田澤麻里香(KURABITO STAY代表取締役社長)
▽ポストコロナの酒蔵ツーリズム
佐藤真一(バリュー・クリエーション・サービス代表取締役)
誌上採録
*ニューノーマル時代のピューロランドの取り組み
小巻亜矢氏(サンリオエンターテイメント代表取締役社長)
注目のニュース
ANA、非航空収入を倍増へ
JATA、感染対策ツアーの効果検証
前田薬品工業、旅行業参入
外国人入国、首都圏外が増加
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『ECM年次大会の議論から』
丸山芳子(ワールド・ビジネス・アソシエイツ チーフ・コンサルタント)
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
:SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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