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日本添乗サービス協会、インバウンド検定導入 3段階レベルで初年度はまず初級

2021年4月5日 12:00 AM

 日本添乗サービス協会(TCSA)は3月24日に通常総会を開き、21年度の事業計画に新たにインバウンド初級検定の実施を盛り込んだ。検定の導入に向けて長年取り組みを進めていた。

 初級・中級・上級の3段階のレベルを設定した。ただ、今年度実施する第1回検定については初級のみとし、6月に実施する。受験資格に実務経験などの要件は求めず、誰でも受験可能とする。専門学校生など旅行業界の一般的な知識を持つ人を想定している。実技試験のある中級と上級については、来年度に実施したい意向だ。

 役員改選では、理事の座間久徳氏(元JTBグローバルマーケティング&トラベル代表取締役社長)が退任し、新たにJATA(日本旅行業協会)参与で東洋大学国際観光学部の越智良典教授が就任した。