エールフランス、健康証明アプリを3月から試験運用 スカイチームにも活用
2021.03.01 00:00
エールフランス(AF)は危機管理サービスを提供するインターナショナルSOS傘下のメドエアや国際商業会議所(ICC)などと連携し、健康管理用モバイルアプリ「ICC AOKパス」の試験運用を3月11日から開始する。対象期間は4週間で、路線はパリ(シャルル・ド・ゴール)と仏領グアダルーペおよびマルティニーク島を結ぶ2路線。
パスはスマートフォン用アプリで、ブロックチェーン技術で保護されたネットワークを利用し、渡航先の要件に対応した各種認証を提供する。搭乗者が提携医療機関で実施した新型コロナウイルス検査結果をアプリに保存し、携行することが可能となる。
試験運用では、テストユーザーのフィードバックなどを収集する。収集したデータは、同社が加盟するスカイチームが現在開発中のデジタル健康パスプロジェクトにも共有される予定。
関連キーワード
カテゴリ#観光マーケティング#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
福岡周遊バスツアー、統一ブランドで一挙展開 DCキャンペーンの目玉
-
DMO制度のこれから 課題多き地域の司令塔づくり
-
戦略修正で旅行成約率20%に 海外旅行の「こころから」 行き場のない消費者に対応
-
沖縄ツーリスト、最高益の16億円確保 スリム化やDX強化で収益性改善
-
訪日客の農泊促進へ重点28地域 農水省、受け入れ体制整備を優先支援
-
クラツー、新たな市場獲得へ短時間ツアー 訪日客も視野
-
百貨店の免税売上高、1月は約400億円 消耗品の伸び顕著
-
JTB、旅館再生ファンドに出資 宿泊施設の成長促し、地域を面的支援
-
持続可能な観光地、箱根が部門別世界1位 車椅子の旅に高評価 日本から2年連続トップ
-
羽田空港で能登の復興支援 自販機で寄付可能に