ニューカレドニア、「持続可能な旅行先2021」に選定 諸施策が評価

2021.02.22 00:00

 ニューカレドニア観光局は、ナショナルジオグラフィックトラベラー誌が選ぶ21年のサステナブル・デスティネーション(持続可能な旅行先)の1つにニューカレドアが選ばれたと発表した。自然保護を目指すデスティネーションを選定するもので、特に海洋生物の保護に向けた取り組みに焦点を当てている。ニューカレドニアは優れた持続可能性と諸施策が評価された。

 同国は08年にラグーンが世界遺産に登録され、19年にはラ・フォア、ファリノ、モワンドゥ地区が太平洋地域で初の仏エコツーリズム認証を取得。生物の多様性を保全するうえで持続可能な観光が不可欠とし、旅行者が環境と自然遺産を学べる機会を提供している。

 日本との間では、定期便の運航通常化に向けて積極的な活動を続ける意向。旅行会社を対象に現在e ラーニングも実施している。

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