身延山ロープウェイに新ゴンドラ、360度パノラマビュー

2021.02.15 00:00

足元付近まで大きなパノラマガラスを施した新型ゴンドラ。写真は知恩号

 身延登山鉄道は2月23日、身延山ロープウェイに40年ぶりとなる新型のパノラマビューゴンドラ2基を導入する。ロープウェイは日蓮宗総本山である身延山久遠寺のある山麓と山頂を約7分で結び、763mの高低差は関東一といわれる。日蓮宗を開宗した日蓮聖人の御降誕800年を記念して実施する。

 知恩号は魔除けを意味する朱色を基調に久遠寺天井画の墨龍を内天井にデザインした。報恩号は神秘を意味する藍色を基調とし、内天井には七面山敬慎院の天井模様が配されている。いずれも足元付近まで大きなパノラマガラスを採用。ゴンドラ内に液晶モニターを搭載し、身延の町並み、富士山から駿河湾まで360度の大パノラマを満喫できる。定員は41人。往復料金は大人1500円。

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