トリップアドバイザーが密回避ツール開発、混雑状況を把握
2021.02.08 00:00
トリップアドバイザーは、米国の都市で混雑していない地域を特定するのに役立つプラットフォーム「Crowdfree.me」を立ち上げた。同社とスラック、アマゾンウェブサービスのほか、テクノロジー企業9社のエンジニアチームによって作成された。ユーザーが公園やビーチなど公共の場所と会社の両方で混雑を避ける行動を支援する。
モバイル機器を介して現在地を共有することを選択したユーザーの位置情報から集約した履歴データを使用する。データは地図上に表示され、時刻と曜日に基づいてグラフ化される。1日1回の更新で、場所をクリックすると特定の曜日や1時間ごとの混雑状況を確認できる。
公共エリアの群集の密度も示す。密度が低い場合は黄色、高い場合は赤で表示。テクノロジーパートナーのニューラによる位置安全スコアも組み込み、ユーザーは感染リスクが高い公共スペースや企業を特定できる。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Tripadvisor tests tool to aid socially distanced travel」
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