2021年2月1日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた11月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象89店舗の総売上高は前年同月を89.3%下回る27億9000万円となった。購買客数は98.2%減の7000人だった。入国制限に伴う訪日外国人の急減で、売上高・客数ともに10カ月連続で大幅なマイナスを記録している。
ただし、10月に比べると微増。同協会は要因について、「ビジネス関連や留学生の入国規制緩和があり、中国や台湾からの来日客がわずかに増えた」とコメントしている。
売上高の内訳を見ると、一般物品が89.2%減の15億9000万円、消耗品が89.5%減の12億円だった。一方、1人当たりの購買単価は495.4%増の38万円に上り、12カ月連続でプラスとなった。
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