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読売旅行が新ガイドライン バス乗車数抑制、ゆとり型に転換

2021年1月25日 12:00 AM

新しい旅のかたちとし、ウェブサイトでも訴求した

 読売旅行は新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを作成した。ガイドラインを踏まえ、従来の詰め込み型の商品コンセプトも一新し、ゆとりやワンランク上、プレミアム旅をコンセプトにテーマ性の高いプランや個人型商品に力を入れる。

 昨年10月、募集型企画旅行の参加者から新型コロナウイルス感染者が発生したことを受けた対応。同社はツアーでの感染者発生を受け、11月12日に新しい旅のあり方検討委員会を設置。医療関係者を交え、協議を重ねてきた。ガイドラインでは、バス利用の場合は乗車人員を定員の最大7割に抑えること、90分に1回の休憩、休憩中の強制換気などを明記した。行程や観光時間にも余裕を持たせる。このほか、添乗員はウイルスの拡散・吸入を防ぐ効果の高い不織布マスクを着用し、ツアー客に推奨する。緊急時の医療相談や感染した場合に同行者も含めて見舞金が支払われる保険をツアー参加者全員に付帯する。

 ガイドラインは新たな知見や社会情勢を踏まえて随時改定する予定。