2021年1月4日 12:00 AM
スイス政府観光局は12月15日、バーチャルのプレスツアーを開催した。海外取材が難しいなか、新しい観光素材を現地からのライブレポートで体験してもらい交流を図る狙いがある。参加者には事前にプレスキット、スイスの食品やグッズなどを詰めたピクニックキット、ニット帽、ユングフラウ柄のマスクを送付した。
ツアーでは、ユングフラウ地方で12月5日に新たに稼働したケーブルカー「アイガー・エクスプレス」の乗車体験を実施した。標高3970mのアイガーのふもとにあるグリンデルワルトとアイガー・グレッチャーを約15分で結ぶ。参加者にはニット帽とマスク着用を求めた。
また、運営するユングフラウ鉄道のレモ・ケザー営業部長が現地ガイドとして登場した。登山鉄道からの乗り換えをはじめ、駅構内などを案内した後、パノラマウインドーで視界がクリアなケーブルカーからの眺めをレポート。「登山鉄道にアイガー・エクスプレスやハイキングを組み合わせることができる」などとユングフラウ地方の楽しみ方を提案した。
スイス政観は、旅行会社向けの研修旅行としての活用も検討している。
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