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市原市、電柱広告でプロモーション 観光素材をデザイン

2020年12月21日 12:00 AM

 千葉県市原市は東電タウンプランニング千葉総支社と連携し、市内の電柱を広告媒体として活用し、地元の魅力を伝える「ご当地電柱広告」プロモーションを始めた。来訪者に市の見どころを伝えるとともに、市民にも地元の魅力を再確認してもらう狙い。

 デザインは、里山を走るレトロな外観と駅舎が人気の「里山トロッコ列車と菜の花畑」、国の天然記念物に指定され、地球史に日本の地名が初めて採用された「チバニアン」、年間約169万人がプレーする「ゴルフ場」の3種類。いずれも市を代表する地域資源で、市のマスコットキャラクター「オッサくん」が案内役として魅力を発信する。

 広告料を安価に設定してスポンサー企業を募集する。企業は自社を地域密着型企業としてPRでき、市は費用負担なしにプロモーション活動ができるなど、双方にメリットがある。