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11月の客室利用率55%、GoTo効果で改善も後半ブレーキ

2020年12月14日 12:00 AM

 全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する137ホテルの11月の平均客室利用率(速報値)は、前年同月を30.5ポイント下回る55.0%だった。10月から1.7ポイント改善した。東京を含むすべての地域がGoToトラベルキャンペーンの対象となったことによる恩恵があった一方、下旬から新型コロナウイルス感染症が拡大し、キャンセルが増加。回復基調にブレーキがかかった。

 全国10地域の中で最も利用率が高かったのは北陸の84.0%で、前年同月に比べても4.6ポイント減にとどまった。次いで東北の71.6%で0.2ポイントの微増となった。

 50%を割り込んだのは四国(47.6%)と関東(48.5%)。関東は東京都が44.2%で需要回復が遅れている。

【あわせて読みたい】10月の客室利用率49.8%[1] 9月の客室利用率39.3%[2]

Endnotes:
  1. 10月の客室利用率49.8%: https://www.tjnet.co.jp/2020/11/16/10%e6%9c%88%e3%81%ae%e5%ae%a2%e5%ae%a4%e5%88%a9%e7%94%a8%e7%8e%8749-8%ef%bc%85%e3%80%80goto%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e8%bf%bd%e5%8a%a0%e3%81%a7%e6%94%b9%e5%96%84/
  2. 9月の客室利用率39.3%: https://www.tjnet.co.jp/2020/10/19/9%e6%9c%88%e3%81%ae%e5%ae%a2%e5%ae%a4%e5%88%a9%e7%94%a8%e7%8e%8739-3%ef%bc%85%e3%80%81goto%e5%87%ba%e9%81%85%e3%82%8c%e3%81%a7%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e4%be%9d%e7%84%b6%e4%bd%8e%e8%bf%b7/