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QRコードの利用加速、コロナ禍で非接触型に優位性

2020年11月16日 12:00 AM

 コロナ禍でQR コードが顧客を引き付け、安全性の確保に役立っている。1994年に日本のエンジニアによって開発されたこの技術は、URL や精算、サイトへのログインなどに幅広く用いられ、人々は長年慣れ親しんでいる。最近の調査によると、回答者の78%がホテル選びの基準の上位3つのうち1つに非接触型機能を挙げており、特に旅行やホスピタリティー企業にとって不可欠で歓迎されるツールになっている。

 作業の効率化にも役立つ。コードをすばやくスキャンすることで、顧客は安全プロトコルや利用するサービスのコンテンツに容易にアクセスでき、従業員も解放される。待ち時間や行列が減ることは、ソーシャルディスタンスを確保できることを意味する。

 マーケティングの観点では、企業がデータをリアルタイムで追跡し関心度を測定できる利点がある。

※パブリシス・サピエントのスーホー・チョイ・エグゼクティブバイスプレジデントの寄稿


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「How the coronavirus gave QR codes a major role in travel」[1]

Endnotes:
  1. 「How the coronavirus gave QR codes a major role in travel」: https://www.phocuswire.com/How-the-coronavirus-gave-QR-code-a-major-role-in-travel?oly_enc_id=7798E1381467C7B