2020年11月16日 12:00 AM
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する130ホテルの10月の平均客室利用率(速報値)は、前年同月を34.0ポイント下回る49.8%だった。GoTo トラベルキャンペーンの対象に東京が加わり、9月から6.4ポイント改善した。
全国10地域のうち、最も利用率が高かったのが北陸の77.5%で、前年同月に比べ6.2ポイント減。東北も66.7%で5.0ポイント減にとどまった。甲信越と北海道も60%台だった。一方、関東は43.1%で、東京都に絞ると39.4%と低迷しているが、9月からは10ポイントほど改善がみられた。
ただし、JCHA は「都・県の独自クーポンも加わり、一時的には伸びている印象だが、キャンペーン終了後の落ち込みへの心配は深刻」としている。
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