主要空港でPCR検査拡充、成田は最短2時間で陰性証明書発行

2020.11.09 00:00

中部空港では第1ターミナル3階の案内センターで陰性証明書を交付する

 成田、中部、関西の各空港で海外への渡航者を対象とするPCR 検査体制が整ってきた。成田国際空港会社は11月2日、日本医科大学と連携し、第1・第2ターミナル内にPCR センターを開設した。検査ラボが併設され、受け付けから最短2時間で陰性証明書を発行する。事前に予約した場合、検査と証明書発行の料金は3万9800円。事前予約なしや営業時間外では4万6500円。同大学付属の医療機関で受検した場合でも無料で証明書を発行する。その他の医療機関を利用する場合は、紹介状と検査結果を持参すれば5500円で対応する。

 関西空港では、近畿大学医学部関西国際空港クリニックがPCR検査を開始した。受検した翌日の午後に陰性証明書を受け取れる。完全予約制で料金は4万4000円。

 中部国際空港会社は藤田学園と連携し、藤田医科大学病院など3病院で行ったPCR 検査の陰性証明書を搭乗日に出発ロビーと同じフロアで受け取れるようにした。完全予約制で、証明書の受け取りは検査の翌日以降となる。

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