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川崎・多摩区が独自企画の謎解きゲーム、明大サークルと産学連携で

2020年11月9日 12:00 AM

 川崎市多摩区は町の中に隠された謎を解きながらゴールを目指す周遊型謎解きゲーム「SHIGENARI ~多きを解き明かし摩天楼へ~」を11月23日まで開催している。区内にキャンパスを構える明治大学のクイズサークル「イージオス」が協力し、約5カ月かけて完成させた。観光協会や区内30施設・店舗も加わり、タイトルから構成、ウェブサイトのデザインまで、すべてオリジナルで制作に当たるなど、官学連携での取り組み。

 かつて同区に枡形城を築城したといわれる源頼朝の重臣・稲毛三郎重成を題材にしたクイズが出題され、重成が残した暗号メッセージを解き明かしゲームをクリアすれば、抽選で100人に商品を贈呈する。参加者は自然・グルメ・穴場スポットをゲーム感覚で巡り、同区の歴史や魅力を体験できる。

 参加は無料。感染防止対策として、デジタルで完結できるスマートフォンを使用する。