2020年11月8日 12:00 AM
菅首相自ら主導したと胸を張るGoToトラベルキャンペーン。確かに国内の人の流れは戻り始め、そこにかすかな望みをつなぐ事業者も出てきています。
一方で制度設計の問題などから販売の現場が振り回されることも多く、混乱と不信感を生じさせたことは否めません。
特集ではこの3カ月、GoToトラベルが観光産業に何をもたらしたかを、宿泊業、旅行業、地域の視点から考察しました。
年内に策定される観光需要回復のための政策プランはGoToトラベルの反省を踏まえたものへ進化していくことを期待します。
【特集】
*GoToトラベルの3カ月
観光産業に何をもたらしたか
新型コロナウィルスの感染拡大で危機に直面した観光産業の支援策としてGoToトラベルキャンペーンが7月22日にスタート。9月末までに宿泊旅行で2500万人泊以上が利用された。キャンペーン開始から3カ月が過ぎ、観光産業に何をもたらしたのかを振り返る。
▽キャンペーン開始からの紆余曲折
▽宿泊業に何をもたらしたか
山田静(旅館京町家楽遊マネージャー)
▽旅行業に何をもたらしたか
神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
▽地域に何をもたらしたか
佐藤真一(バリュー・クリエーション・サービス代表取締役)
▽海外のGoToキャンペーン
牛場春夫(フォーカスライト日本代表/航空経営研究所副所長)
誌上採録
*旅行会社と考える世界自然遺産の新しい魅せ方
西澤明洋氏(エイトブランディングデザイン代表/ブランディングデザイナー)
注目のニュース
ANA、旅行事業改革に大なた
新たな旅のスタイル普及へ検討会
国立公園や農村滞在に予算要求
7月も2空港の出入国ゼロ
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
丸山芳子(ワールド・ビジネス・アソシエイツ チーフ・コンサルタント)
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子(ワン・グローカル代表取締役)
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