2020年11月2日 12:00 AM
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で上位7空港の7月の利用動向は、新千歳と那覇が日本人出国者数と外国人入国者数が皆無だったほか、その他空港も前年同月に比べ98%以上の減少となった。新型コロナウイルスの感染拡大により、日本での検疫強化やビザ無効化に加え、多くの国で海外渡航制限などの措置が継続している。
特に地方空港では、訪日旅行市場に占める割合が多い中国と韓国からの旅客便が成田と関西に制限されていることが響いた。新千歳は4カ月連続で利用がない状況が続いている。
利用者が主に集中している羽田、成田、関西を見ると、いずれも日本人出国者が外国人入国者を上回って多く、わずかながら増えている状況にある。
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